食後の歯磨きはダメ?虫歯予防の新事実!正しい歯磨き方法とは

虫歯予防歯磨き
虫歯になるメカニズムや正しい虫歯予防法がわかれば、虫歯にならずに済みますよね。

医学の進歩は早いので、ついこの間まで正しいと思っていた健康法が、「実は全く意味がなかった。。」なんてこともあり得るんです。

皆さんは、食後すぐ歯を磨いても虫歯予防にはならず、かえって再石灰化を妨げていることをご存知ですか?

じゃあ、いつ歯を磨いたらいいのか?それは”寝る前”と”朝起きたとき”です。

今回は最新の医学で明らかになった虫歯になるメカニズムと、正しい虫歯予防ができる歯磨き方法を紹介しましょう。

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「食事の後には歯磨きを」と教えられていたけど…

保育園や幼稚園に通う頃は、「はみがきじょうずかな~」なんて歌いながら歯を磨き、小学校に進学するとたまに給食のあと、赤いラムネのような錠剤を噛まされて、歯を赤くしながらはみがき指導がありましたよね。

「おっはー!」で有名だった声優の山ちゃんが司会を務めるおはスタ!では、「おはみがき」と称して1日3回、食後3分以内に、3分以上はみがきすることを勧めていたのを覚えています。

当時はその情報を普通に受け入れていたので、食後はなるべく早く歯を磨いたほうがいいと思っていました。

しかし、あれから虫歯に関する研究も進み、虫歯になるメカニズムが解明されるとともに正しい虫歯の予防方法もわかってきたんです。

虫歯になる過程があきらかに

虫歯とは、歯の表面が溶けて穴が空いてしまう状態のことをいいます。

それでは、虫歯になる過程について次に説明します。

虫歯になる過程

  • 口の中で糖分をエサにする虫歯菌(ミュータンス菌)が歯の表面にネバネバをつくる。
  • そのネバネバを放置するとやがて固まり、歯垢(プラーク)になる。
  • その歯垢から酸が出て歯の表面を溶かす。

甘いものを食べると虫歯になりやすいというのは昔から言われている通りだったんですね。

口の中がネバネバするのは、たまに朝起きたときなど感じることがありますが、それを放置しておくと歯垢になって虫歯の原因になるそうです。

しかし、そんな簡単に虫歯になってしまうわけでもありません。

虫歯予防に効果的な歯の再石灰化を妨げる食後の歯磨き

初期の段階では、だ液が溶け出したカルシウムやリンを歯に戻すよう働きかけてくれます。

この働きは「再石灰化」と呼ばれ、虫歯を予防する人間の自然治癒力として知られています。

先ほど記事の冒頭で、「食後すぐ歯を磨いても意味はなく、むしろ再石灰化を妨げる」と書きましたが、食後は虫歯の原因となる口の中の細菌が食事とともに胃のほうへ流されるので、虫歯の心配はそれほど必要ないんです。

むしろ食事によって分泌が盛んになっただ液を、歯みがきによって全部流してしまいます。

特に、界面活性剤が含まれる一般の歯磨き粉を使うと、口の中を洗濯したような状態になって、だ液が一気に減ってしまうんです。

これでは歯の再石灰化がしにくくなり、虫歯予防とは逆効果になってしまいますよね。

食後の正しい虫歯予防方法とは

では、食後はどうしたら良いのか?

歯科医師に聞くと、「口臭を気にする場合は歯磨きが必要ですが、虫歯予防に関していうと食後に歯を磨く必要はありません。歯と歯の間に残っている食べかすをつまようじや歯間ブラシなどで取り除き、水でゆすぐ程度で十分です。」とのことです。

むし歯予防でもっとも重要なのは、再石灰化を促してくれるだ液の分泌です。

歯磨きも大事ですが、それよりだ液を分泌していれば虫歯の進行は食い止められます。

つまり、だ液の分泌が少ない寝ている時間帯が、もっとも虫歯になりやすい時間なんです。

虫歯は寝ている間につくられると覚えておいてください。

むし歯にならないための歯磨きタイム

朝起きたときに口の中で、歯の表面がネバネバ感じるのは寝ている間にだ液が減るため細菌が増えて、歯に付着するからです。

これが虫歯や口臭の原因になり、年齢とともにだ液の分泌は減るため、この現象はどんどん強くなっていきます。

このことから、虫歯になるのを防ぐためには寝る直前に歯磨きするのが1番いい時間だとわかりますよね。

寝る前に少しでも口の中の細菌の数を減らしておくことがポイントです。

そのためにも歯磨き後に殺菌効果のあるうがい薬や、モンダミンやリステリンなどのマウスウォッシュを使用すると虫歯予防により効果があります。

また、朝起きたときも口の中には虫歯菌が繁殖していますので、ネバネバがなくなるまで丁寧に歯磨きを行いましょう。

つまり虫歯予防に必要な歯磨きのタイミングは、”寝る直前”と”朝起きたとき”の1日2回ということがわかりました。

歯は健康にも美容にもとっても大事な体の一部です。

虫歯になる過程を理解して、正しい歯磨き方法でむし歯予防を行いましょう。

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